新型コロナウイルスのため広く呼びかけての調査(オープン運営)は中止とし、スタッフのみで調査を行いました。
　調査場所を、通常のオープン運営でも一部の方にはご案内をさせて頂いています西側端としました。

　「タバコのフィルター」がワースト10から消え、「プラスチックの破片」「フタ・キャップ」が上位に上がり、2018秋に実施しましたスタッフのみの調査結果と近いものとなりました。
　また以下に掲載しましたように、海外からの漂着物がかなり見つかりました。

　あわせて今回、JEANが試行中のプラ粒調査に参加しました。従来の調査と並行して5mm以下の「プラつぶ」を採集し、マイクロブラスチックの実態に迫りました。
　硬質プラスチック片が多数見つかると共に、通常の調査でもよく見かける「レジンペレット」の他に「顔料ぺレット」と思われるつぶも見つかりました。

　次回は2021年4月末ごろを予定しております。日程が決まりましたら、アナウンスをさせて頂きます。

(1)調査地の様子(調査前)です。須磨海岸の西の端になります	(2)調査区画を2m四方で合計2カ所設定し、調査を開始したところです。
(3)今回かなり目立った「フタ・キャップ」です。プルタブの ように本体から外れない形に出来ないでしょうか。	(4)こちらも「フタ・キャップ」になります。かなり目立ちました。 同様に本体から外れない形に出来ないでしょうか。
(5)「ビニールの破片」も多く見られました。一部には元が 分かるものもありますが大半は特定できなくなります。	(6)「ひも・ロープ」も、今回上位に見られたアイテムです。
(7)海外からの漂着物も幾つか見られました。飲料水用ペットボトルです。	(8)裏側はこんな感じです。「(中国)有限公司」というのが読み取れます。
(9)もうひとつ、海外からのペットボトルです。	(10)こちらもこんな感じです。「台中市」というのが読み取れます。
(11)もう一つ、ラベルが剥がれているのでこれだけでは 元が何かわからないのですが...	(12)底に刻印が見られます。中国・上海の洗剤メーカー 「白猫」の食器洗い洗剤とのことです。
(13)「雄華塑料廠」と刻印された、プラスチックの浮きです。	(14)「プラつぶ調査」の様子です。25cm角の基準面積を設定し、 5mm以下のプラスチックを集中して調査します。
(15)プラつぶ調査から。硬質プラスチック片です。(一区画が1cm)	(16)プラつぶ調査から。プラスチック製品に色を付ける 「顔料ペレット」と思われます。(一区画が1cm)

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New 2020/9/30